イ・スンギ主演『マウス~ある殺人者の系譜~』実話ベース!?~作品概要口コミ感想みどころ~

サスペンス
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衝撃!イ・スンギ史上”初”の19歳年齢制限ドラマ

韓国ドラマ『マウス~ある殺人者の系譜~』について、

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Netflix(ネットフリックス)配信は?どこで見れる日本放送予定は?キャストは?あらすじは?口コミ感想は?視聴率は?実話なの?人気の理由は?

などの口コミを目にしたので、年間100本以上の作品を視聴する筆者が情報を集め紹介

この記事で一歩踏み込んだ、『マウス~ある殺人者の系譜~』のこんなことがわかります

  • 『マウス~ある殺人者の系譜~』どんな作品?あらすじ・制作意図・キャスト(子役)・監督・脚本・視聴率
  • 『マウス~ある殺人者の系譜~』おもしろいの?口コミ感想(ネタバレなし)
  • 『マウス~ある殺人者の系譜~』中毒者続出?面白い理由3選~筆者的考察~
  • 『マウス~ある殺人者の系譜~』どこで見れる?日本放送予定・配信・レンタル→U-NEXTで独占配信中!

これから視聴をする方迷っている方も、作品をより深く楽しんでもらえる情報をお届けします。

本ページの情報は2022年11月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
ご確認ください。

『マウス~ある殺人者の系譜~』どんな作品?~あらすじ・制作意図・キャスト・監督・脚本・視聴率~

イ・スンギ主演、衝撃の19歳年齢制限ドラマ『マウス~ある殺人者の系譜~』。残虐なシーンが多いことから年齢指定がついたことで韓国では放送前から大きな話題となりました。

この年齢指定に対し放送局tvNは、このように語っています。

よりリアルに、他の作品に比べても強烈なだけに深く感情移入出来る作品であり、そのレベルを保つため、tvNは19歳年齢制限ドラマとして放映することを決定した。

韓国プレスリリース記事より
筆者
筆者

正直、死体などはかなりグロいです。苦手な方は1話を見て判断してみてください。もし前半耐え抜ければ後半は耐性が付くのでストーリー自体を楽しめるはずです。

本作の監督を務めるのはこれまで『ここにきて抱きしめて』『最高の恋人』サスペンスとロマンスの融合を巧みに成功させてきたチェ・ジュンベ監督が務めます。彼とタッグを組むのは2013年のドラマ『ブラック~恋する死神~』でファンタジーサスペンスの凄みを見せつけたチェラン作家です。

これまで各ジャンルでの経験があるスタッフとキャストが集結し、ゾクゾクする、サスペンススリラーを繰り広げます。好き嫌いの分かれる”ジャンルもの”はあり、個人的に2021年で最も怖い作品として記憶しています

韓国の口コミを観ていても賛否両論。日本の楽天vikiでも配信があったため日本の口コミ感想は後ほど紹介しますが、韓国では

”サスペンスジャンルでは大成功ではないか””俳優陣の演技がすさまじかった””内容が難しすぎて理解できなかった””結局なにがしたいのか伝わってこなかった””数ある伏線が回収できていなかった”

などの意見が目立ちました。視聴率は感想と比例してか、最高6.7%最低4.0%と無難な印象。凝った演出は没入度を高めますが、練りすぎても視聴者がついてこないという、難しい課題が見えた作品のようにも思います。しかし、猛烈なファンがいることも事実で、シーズン2を熱望する声もちらほらみられました。

『マウス~ある殺人者の系譜~』あらすじ

サイコパスの頂点とも言える上位1%のプレデター。

そんなサイコパスに両親を殺された復讐心から犯人を捕まえようとするコ・ムチ。
絵に描いたように明るくまっすぐな町の巡査チョン・バルム。

2人はサイコパスが起こす事件を目の当たりにし、運命の渦に巻き込まれて行く。

登場する人物全員が事件に関係し、それぞれの立場・感情がぶつかり合う。

痛みの感情を持たない凶悪なサイコパスに立ち向かう、衝撃の追撃スリラードラマ。

『マウス~ある殺人者の系譜~』実話モチーフって本当?制作意図紹介

残酷残忍なシーンが多く、血の雨が降る本作。
気になる企画意図を紹介します。

2017年韓国で実際に起きた”仁川小学生殺人事件”の犯人に、

「今まで犯した犯罪について反省しているか?」と聞くと、
「気候がいいのに、花見を楽しめないことが悔しい。」と答えたそうです。

サイコパスに殺された人や遺族は一瞬にして奈落の底に落とされたというのに犯人のこの回答。

チェラン脚本家がこれに、”怒り”や”憎しみ”を抱いたところから始まりました。

サイコパスは生まれながらの存在で、通常の人間が脳に持つ”ミラーニューロン”が無く、
他人の痛みや悲しみ、後悔を感じる感情がありません。

そのため、自分の犯した犯罪への反省や懺悔は期待できません。

しかし、そうだとしても、反省し懺悔する姿が見たい…
苦しむ姿を見たい…例えそれが幻想であったとしても…。
それこそが神がサイコパスに下す審判なのではないか?

こうした思いから本ドラマは企画されました。

この感情をどうドラマへ取り入れるか、演じるか何度も議論を重ね完成した『マウス~ある殺人者の系譜~』。チェラン作家は時事教養番組の脚本も手がけており、その経験が作中での表現や設定、セリフに”リアル”に反映されています。

ドラマの内容自体は実際の事件をモチーフにしているわけではなく、フィクションです。脚本の根底にある考えは、実際の事件からインスピレーションを受けています。

『マウス~ある殺人者の系譜~』出演者は?登場人物・キャスト

個性豊かな登場人物を紹介します。

チョン・バルム役/イ・スンギ

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役柄

生まれつき、非の打ち所のない明るいイケメン青年であり、交番の新人警察官。
高校生の時、学校暴力の加害者を捕まえ”市民英雄賞”を受賞したこともある。

警察官といえど、町のお助けマンのような存在であるチョン・バルム。
野良猫へ餌をあげたボイラーの修理をしたり、優しい何でも屋さん。

度が過ぎるほど優しく、情に厚い彼が、ある日サイコパスを追うことになり、
人生が大きく変わるのであった…。

イ・スンギ出演作品

『君たちは包囲された!-アクシデント・ラブ-』『九家の書~千年に一度の恋~』『キング~TwoHearts ~』 など

コ・ムチ役/イ・ヒジュン

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役柄

誰が犯人で刑事なのかわからなく程の熱血刑事。
血の気が多く、容疑者は基本殴って検挙し、検挙率は1位。
しかし昇進などには全く興味がない。

なぜか?彼が刑事になった理由はただ一つ。
自分が幼い頃に両親を殺された犯人に復讐するため。
そしてそれが彼にとって人生の目標。

サイコパスというサイコパスを端から探し出し、殺す機会を狙っていたがいつも失敗。

しかし、やっと彼の前にサイコパスの中の上位1%と言われるプレデターが現れる。

犯人を追う中でまた、運命の渦に巻き込まれていくのであった…。

イ・ヒジュン出演作品

『青い海の伝説』『ミストレス~愛に惑う女たち~』『オフィスの女王』 など

オ・ボンイ役/パク・ジュヒョン

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役柄

今時の高校生であり問題児のオ・ボンイ。
自分の言いたいことははっきりと言うタイプであるが、実は心に深い傷がある。
祖母と2人で暮らしている。

10年前、あの事件が起きてから自分の身を守るのは自分だけということがわかり、
自己防衛のため日々訓練をしている。

彼女のカバンの中にはいつも格闘グローブやバンドが入っており、
格闘技から柔道までマルチにこなす。

パク・ジュヒョン出演作品

『半分の半分 ~声で繋がる愛~』『人間レッスン』など

チェ・ホンジュ役/キョン・スジン

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役柄

プロ中のプロと呼ばれ、若手にも関わらず言論賞も受賞するOBN放送局時事教養PD。
”シャーロックホンジュ”と呼ばれるほど勘が鋭く、取材の為ならば手段や方法を選ばない。

刑事であるムンチとはライバルのようなそうでないような関係で、
事件の取材をするため警察署を自分の家かのように出入りしている。

彼女のレーダーに引っ掛かった殺人事件。
事件を暴こうとすればするほどホンジュにとって耐え難い真実が明らかとなり…。

25年間、誰にも話したことのない彼女のパンドラの箱を開けようとするのであった。

キョン・スジン出演作品

『恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ~』『アンタッチャブル』『その冬、風が吹く』 など

『マウス~ある殺人者の系譜~』中毒者続出?筆者的面白ポイント3つ

本作の見どころを3つ紹介します!

スピード感&難解な脚本

休む間もなく、次々と事件が起こります。

これは誰が?どうして?と考えていると既に次のシーンに移行しています。考えさせられるシーンが多い中、謎が解けぬまま次の事件が起き、その一瞬一瞬が事件の手がかりとなっています。

事件発生・推理・各キャラクターの考えや感情がハイスピードで進んで行き、息つく間もなく1話が終わります。このスピード感は他のスリラードラマに無い大きな特徴であると監督も語っているほどです。展開が目まぐるしく変わって行くので、見逃さないよう集中して観ようと思わせられる演出は巧みです。

それと同時に、内容自体が非常に難解です。何度も見返さないとわからないヒントがあちこちにちりばめられており、ここまで綿密に練られた脚本は筆者も見たことがないほど。さらに、自分の予想とは正反対の方向へと展開し、まんまとだまされるどんでん返しが何回もやってきます。ドラマにだましだまされの繰り返しから理解できるまで何度も見返したくなる、ある意味で中毒性の高い秀逸な脚本も魅力です。

登場人物全員が関係者&イ・ヒジュンの熱演

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登場する全ての人物が、本人も知らないうちに事件に絡み、全員が容疑者のように見えてきます。
それぞれが何かしらの過去やトラウマ、傷を抱えているため、それがのちにどうつながっていくのか考えさせられ夢中になれるのも本作の魅力です。すべては過去から未来へ続いており、抑え込んできた感情をぶつけ合います。
感情の無いサイコパスと対峙した時、残された人間はどんな感情を抱くのか?どう傷を克服するのか?
最後まで決して諦めず立ち向かう姿は、本作の希望であり見どころです。

ここでもう一つお伝えしたいのが、イ・ヒジュンの熱演です。作品をご覧になるとおわかりいただけますが、
イ・ヒジュンの白熱した演技が本作を引っ張っているといっても過言ではありません。イ・スンギが主演であり、日本では有名でもありますが本作の主役はイ・ヒジュンだと韓国でも言われているほどです。絶望に打ちひしがれる姿やサイコパスと真っ向から対峙する姿、涙の演技は圧巻で、涙なくしては観れません。

その活躍を証明するかのように、2021年百想芸術大賞では『マウス~ある殺人者の系譜~』で唯一イ・ヒジュンが助演男優賞にノミネートされました。専門家の間でも、彼の演技は高評価に値するものであったことがうかがえます。

本人も撮影しながら「鬱のようになったり、家族に話しかけられてもイライラした」と深く役に入り込んでいたエピソードを明かし、それだけ役とシンクロ率が高かったことがわかります。わずかな希望に100%の力を振り絞るイ・ヒジュン演じるコ・ムチの活躍をとくとご覧あれ。

強いメッセージ

本作は冒頭でもお伝えした通り、サイコパス犯罪者へ対する”怒り”から制作されたドラマです。

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現実の世界でも凶悪犯罪は多発していますが、このドラマも多くの事件を”リアル”に再現し残虐な殺人シーンが多く含まれます。
近年、ドラマ『未成年裁判』『悪の心を読む者たち』のように、実際に起きた事件をベースに描き、社会へ直接的にメッセージを投げかける作品も多く制作されていますが、本作もその一つと言えるでしょう。

「人間より怖い怪物はいない」「人間をマウスのように考えるサイコパスは実在する」

という恐怖を与えると共に、

「二度と同じことを繰り返してはならない」「人は一人では生きていけず、支え合うべきである」「罪は罪であり、懺悔の心を持つことは人間としての道理」

といった希望も込められたメッセージを視聴者へ送ります。現実世界とドラマの世界を照らし合わせながら観ると、あなたにとってより深く、心に響くドラマとなるはずです。

『マウス~ある殺人者の系譜~』監督・キャストからのメッセージ

視聴者へのメッセージを一部紹介します!

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チェ・ジュンベ監督

今まで製作された多様な追撃劇の中でも本作はかなり強烈な方であり、19歳制限という決断に踏み切りました。
登場人物のドラマ的な部分を見ても感情に深さがあり、高速で展開していくため、残忍だったな…怖いな…という感情だけでなく、
胸が痛く感情移入できる、共感しながら見ていけるドラマです。



一日の務めを終えたおばあさんが見ても各人物の持っている感情・悲しみ・愛を見て、
例え血は流れても暖かいと感じられると思います。

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=mYeOcO05hQU

チョン・バルム役/イ・スンギ

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意味なく、19歳制限になったわけでなく、社会的メッセージを伝えるためには必要な事でありました。
的確に見せるためにはこの処置が必要だったんです。
撮影中にも、スリルの強度を下げて15歳にするのか?という話が出ていましたが、
それではこの作品に自分が出演した理由から外れてしまうと思いました。

自身、初めて19歳制限のドラマ出演であるため、自分のイメージをどう受け止めてくれるかは気になります。

現実でも起こっている事件を今一度考え、罪についてどのように見つめ、どう感じるのかが一番大きなメッセージだと思います。

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=mYeOcO05hQU

コ・ムチ役/イ・ヒジュン

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このドラマを見ながら、勇気をもらえると思います。

痛みを抱えるキャラクターたちがどうそれに耐え克服して行くのか、
その姿に感動を得てもらえたらいいなと思います。

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=mYeOcO05hQU

オ・ボンイ役/パク・ジュヒョン

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誰もが大きさは違えど、傷を抱えて生きていると思います。

このドラマを通して、小さいながらも確実に慰めになると考え、
犯罪スリラーの話ではありますが、冷たいだけの話ではないので、
多くの方が好感を持ってくれると確信しています。

出典元:https://www.youtube.com/watch?v=mYeOcO05hQU

『マウス~ある殺人者の系譜~』日韓の口コミ感想

韓国ネットユーザーの口コミは冒頭でも紹介しましたが、改めて日本視聴者の口コミ感想と共に一部を紹介します。(日本では楽天vikiにて既に配信されています。)

日本視聴者の口コミ感想

重い、怖い、むずいの3重苦。想像できない展開のストーリー、2転3転と、こうかな?と思うと見事に裏切られ、よく練られた脚本やった。

https://filmarks.com/dramas/10399/14515

反転の連続、めちゃミスリードされるから先が読めなくて面白かった。でも20話で長くて登場人物が多いからだいぶ混乱。最後まで観て真実がわかったところで、最初からもう一回見直したいところだけどそんな気力ないw

https://filmarks.com/dramas/10399/14515

最初こうだろうな、と思ったのとは違った展開で大満足です。

とにかく謎が多くミスリードされまくりました。

最初の何話かまでは目を背けたくなることばかりなので脱落する人もいそうですが、最後まで観るとただ刺激的なだけではないとわかります。

種の選別についても考えさせられましたし、事件をとりまく人々の生き様もそれぞれで自分ならどうだろうか?など色々な視点から楽しむことが出来ました。アナザーストーリーやスペシャル版も入れるとものすごく長くなるけれど、最後まで見応えがありますし時間をかける価値があるドラマです。

https://filmarks.com/dramas/10399/14515
https://twitter.com/0DJcFqUGXKCXy6V/status/1512002338340278283
https://twitter.com/00makyukyu00/status/1436756708320178177

韓国視聴者の口コミ感想

劇の没入感がいいですね。来週まで待てませんね!

出典元:https://blog.naver.com/happylife80/222264865938

こんなにもベールに包まれていて、
推理したくなるように作られているすごいドラマ!

出典元:https://blog.naver.com/junelsh/222263675041

1話1話生放送で楽しく観たいドラマだ。しかし難しい…

出典元:https://blog.naver.com/reniit/222264812447

とても興味深かったです。
一番重要な殺人者の殺人動機がただサイコパスであることから来る本能であることで、
ここまでの良い蓋然性はないでしょう。

出典元:https://blog.naver.com/wnsgh997/222264002832

 

『マウス~ある殺人者の系譜~』日本放送予定は?レンタルは?Netfix(ネットフリックス)で配信は?

放送、配信予定は以下の通りです。

  • LaLaTV 4/28 (木) 22:00~放送予定
  • レンタル開始 5/11(水)~
  • 楽天viki 配信中
  • U-NEXT 配信中
  • Netfix(ネットフリックス)/AmazonPrime/hulu…配信予定なし

本作はネタバレNGな作品と考えるため、記事自体基本の情報を主に作成しました。
少しでも『マウス』の魅力が伝われば幸いです!
是非一緒に凶悪犯プレデターの追跡劇を見届けましょう!

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